世界選手権 男子SP

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プロトコル → http://www.isuresults.com/results/season2021/wc2021/FSKMSINGLES———–QUAL000100–_JudgesDetailsperSkater.pdf

羽生は貫禄の演技をみせました。
確かにジャンプの着氷はベストなものではありませんでしたが、それでも充分評価基準を満たすものでした。しかしGOEは相変わらず渋めです。
特にトリプルアクセルは満点じゃないのがおかしいです。というかあのジャンプに+2を付けたジャッジは、何を見ていたのかとさえ思います。
後ろにネイサンが控えていましたから、その分抑えたのでしょうか。

そのネイサンは、珍しく転倒し、スピンもぐらつきました。
それでも100点ぐらい出すのかと思ったら、98点台。
それをみた時には『結構冷静な点をつけた』と思いましたが、プロトコルをみたら充分気前が良かったです。
スピードもいつもほどはなかったわりに演技構成点が羽生より1点ほど低いだけです。これはノーミスしたのと同じぐらいの評価です。・・・本当にノーミスしていたら羽生より高い演技構成点を出すつもりだったのでしょうか。

邪な目論見があったかどうかは分かりませんが、結果的に羽生が首位。ネイサンは3位スタートとなりました。

この二人の間に割って入ったのは鍵山です。
確かにクリーンな演技をしました。スピン、ステップのレベルも揃え、GOEもつきました。
結果、8人目の100点倶楽部入りを果たしました。
シニア1年目、世界選手権デビューの鍵山に演技構成点を43点と大盤振る舞いしたことが、以降の一部の選手たちに同様の影響をもたらした感じです。

宇野もトリプルアクセルで転倒しましたが、こちらも演技構成点は気前が良かったです。しかもそのトリプルアクセルのGOEも-5にならない謎判定でした。
ジェイソンと逆の順位になるかと思いましたが、このおかげもあって何とか最終グループに入ることが出来ました。

女子同様『荒れた』SPとなりましたが、この順位のままで終わるとは到底思えません。
ただ、よほどのことが無い限り3枠確保は出来ます。

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この記事を書いた人

スポーツを観るのが好き
杜の都に棲息中
ベガサポでイーグルスファンで羽生結弦推し

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