箱根駅伝・復路

当ページのリンクには広告が含まれています。

まさかの結末になりました。
山下りに始まって、各区間順位変動がいくつも起こる中、区間賞にはならずとも安定した走りを見せていた創価大。9区ではとうとう区間賞を取って、2位駒澤と3分19秒の差をつけて10区に繋ぎました。
勝負は決まったと思いました。
途中までは創価大は安定した走りを見せていましたし。
それが15キロ過ぎぐらいから少しずつ体が傾きだし、明らかに異変が感じられたのは18キロあたり。
後ろの駒澤が見えたと思ったら、あっという間に姿が大きくなりました。
そしてつかまったのはゴールまで後2キロの地点でした。
駒澤は一旦後ろについて、創価の様子を伺い相手の余力を見極めた上でスパートをかけて突き放しました。試合巧者です。
創価はもうどうすることも出来ない状態になっていました。
結果、駒澤が大逆転の総合優勝を果たしました。
創価は2位。目標が3位でしたので、それを達成した訳ですが、何とも悔しい結果になってしまいました。
多分脱水症状でも起こしていたのでしょう。
駅伝は1人で勝つことは出来ませんが、1人で負けてしまうことは出来てしまう怖い競技でした。

往路で12位と大きく沈んだ青山学院が復路はその力を見せつけました。
中継所の度に順位を上げてきました。10区ではそれが叶いませんでしたが、総合4位まで上がってきました。そして僅か2秒とはいえ駒澤を上回って、復路優勝を掴みました。往路の創価同様、区間賞なしの総合力で果たした復路優勝です。
さすがに強いです。

今回のシード校からシードを手放すことになったのは明治1校でした。代わりに取ったのが順天堂。入れ替わりの少ない少ない結果になりましたが、その途中経過は中々面白かったです。

それにしても、今回は応援自粛が呼びかけられていたのに、沿道の人は途切れずにいました。
あの人たちは駅伝ファンではなく、タダの野次馬だと思います。自制できない姿を全国に晒したのに、恥じるどころかカメラに向かって手を振る輩もいる始末。本当にみっともない姿でした。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

スポーツを観るのが好き
杜の都に棲息中
ベガサポでイーグルスファンで羽生結弦推し

目次