差が付いたように見えては次の区間でひっくり返るという中々に緊迫したレースでした。
有力とみられていた県がいくつも出遅れて上位争いに加われなかった事が原因だったかもしれません。
序盤から上位争いの中にいたとはいえ、最終中継で25秒差をつけられていた福島が逆転して逆に35秒の差をつけて、東北勢としても初めての優勝を果たしました。
優勝を決めたアンカーは、大学生ながら並み居る社会人を抑えて区間賞を取りました。箱根駅伝で区間新を出しているとはいえ、すごいことです。
3区では鳥取の岡本が17人のごぼう抜きをして、通算ごぼう抜きが112人と初めて100人を超える大記録が達成されました。それだけ前に人がいる状態で襷を受ける必要がある訳で・・・。大記録ではあるが珍記録でもあると思います(^^;)
宮城は1区を1秒差の2位とこれ以上無いスタートを切りましたが、2区で順位を落としてしまいました。その後は順位を入賞圏内に戻すこともありましたが、12位に終わりました。ただ、新聞によれば『10位台を目指す』とのことなので、目標通りということになります。