長野は強かったです。なんだかんだあっても、この駅伝に滅法強い上野にトップと2秒差で襷が渡った時点で勝負は見えていました。ただ、福岡も粘って思ったほど差が付きませんでした。
それ以上に面白かったのは、3位争いでした。愛知・神野、京都・一色、静岡・下田の青学勢に順天堂の群馬・塩尻が加わっての四巴えは見応えがありました。最後は結局『年功序列』でゴールしていたのも面白いです。レース後のインタビューで一色が「神野さんは大人げない」と言っていたのが印象的でした。先輩に対してこんなことを堂々といえるのが青学の強さかもしれません。
ただ、テレビ的にも美味しい3位争いを多く映した所為で、最終盤になって入賞圏内に飛び込んできた新潟の追い上げとか、11人抜きで区間賞を取った設楽悠太の激走が殆ど映らなかったのは残念でした。
宮城は1区は20位台中盤とまずまずのスタートを切ったと思ったら、3区で順位を落としそこから殆ど巻き返せずに33位フィニッシュしました。一般区間に村山ツインズを起用できないと上位を狙うのは難しいかと思います。