夏の甲子園に向けた宮城大会の決勝は5-0で東北が利府を下しました。
東北は7年ぶり22回目の甲子園出場となります。仙台育英と並んで、私学2強と言われていましたが、7年も甲子園から遠ざかっていたとは・・・。
それでも春の東北大会は優勝していますし、このチームになってからの利府との対戦は1度も負けていないですし、順当と言えば順当な勝利です。
利府は、一旦はグラブに収めたかに見えた球がはじかれてセーフになったり、ダイビングしたグラブをかすめるように球が横を抜けていったりとちょっとした不運も積み重なって失点してしまいました。それでも捕手からの送球で2塁上で走者をアウトにしたのが3回とビッグイニングを作らせなかったのは素晴らしかったです。
ただ、流れを大きく失ってしまったのが、頭部への死球でした。回の先頭打者への初球だっただけに、投手だけでなく全体が動揺してしまった様な気がします。
序盤には利府の選手が頭部死球を受けていましたから、プロ野球やメジャーだったら乱闘必至のシチュエーションです。これがきっかけで追加点が入りましたし、この試合のポイントでした。
幸いにして死球を受けた選手はどちらも大事に至らず試合に復帰出来ています。後味の悪い試合にならなくて良かったです。
点差は少し付いてしまいましたが、ナイスゲームでした。