東京マラソン

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男子はリオ五輪代表の選考レースだったのですが、期待された選手たちが揃って結果を出せませんでした。
序盤から先頭集団に食らいついていったのは、村山ただ一人でした。その村山もマメがつぶれるというアクシデントもあって終盤は失速して、30位に終わりました。
他の日本人選手たちは第2集団を形成した、と言えば聞こえは良いですが、とにかく『日本人最上位』だけを狙った消極的なレースでした。
そしてその『日本人最上位』を掴んだのが、一般参加の高宮です。さらに日本人2位、3位が青山学院の下田と一色。終盤にちょっと見せ場を作ったのも東洋大の服部。招待だった実業団選手の面目丸つぶれです。
陸連としても困った結果になったと思います。
しかし、失うものは無いとはいえ、青学勢はすごいです。下田と一色以外に2人走って、どちらも20位台でゴールしています。初マラソンでこれだけの結果を揃って出した大学は未だかつて無いと思います。しかも下田は2年生で、一色は3年生です。来シーズンの駅伝も青学は強そうです。
この2人は、五輪の選考対象の資格も得ました。タイムも順位も高いと戦うにはまだまだ物足りないものではあります。が、他の誰が戦えるのかというと、誰もいないというのが日本男子マラソンの実情だと思います。だとすれば、東京五輪に向けた強化の一環として、彼らのような若い選手をリオ五輪に出場させるのも『あり』だと思います。

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この記事を書いた人

スポーツを観るのが好き
杜の都に棲息中
ベガサポでイーグルスファンで羽生結弦推し

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