大阪国際女子マラソン

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福士加代子が他をぶっちぎって優勝しました。しかも五輪派遣基準の2時間22分30秒を切る2時間22分17秒の好タイムを出しました。
ゴールして、振り返ってタイムを確認してからのガッツポーズはかっこよかったです。
ただ、世界陸上とは違って即時内定ではなく、一応派遣基準では次のようになっています。

選考競技会で日本人上位3位以内となった者から、(A)、(B)の優先順位で選考
(A)日本陸連設定記録を有効期限以内に満たした者(男女各最大1名
(B)各競技会の記録や順位、レース展開、タイム差、気象条件等から総合的に判断し、本大会での活躍が期待される者

残る選考レースの名古屋ウィメンズで今回の福士を上回るタイムを出した選手が複数出た場合はどうなるでしょうか・・・。
その場合でも『優勝』というのは大きなアドバンテージになるとは思います。

早々に先頭集団からこぼれたというか、ペースメーカーについていかなかった堀江が2位に入りました。異なる戦術をとった2人が1、2というのも興味深いです。
タイムは2時間28分台ですが、さいたま国際で2位(日本人トップ)の吉田より20秒ほど早いです。一応選考対象になるかもしれません。
2大会連続の五輪出場を目指した重友は20キロ過ぎにトップ集団から遅れて、最終的には5位でした。本人の五輪出場はもちろんのこと、天満屋勢の五輪連続出場も厳しい状況になりました。

優勝タイムは久々に良い記録になりましたが、出した福士は当然ながら、周りの選手に気を配り声をかけながら設定タイムを大きく崩すことなく走ったペースメーカーがいた結果だと思います。Good Job!

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この記事を書いた人

スポーツを観るのが好き
杜の都に棲息中
ベガサポでイーグルスファンで羽生結弦推し

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