実に見応えのあるすごい勝負でした。
中盤までは京都と兵庫がつばぜり合いをしていて、その勝負に勝った京都が抜け出しました。快走に快走を重ね、最終9区に襷が渡った時には、大会記録を更新する勢いでした。
このまま京都が圧勝すると思いました。
ところが、1分近くはなされていた兵庫と群馬が競りながら徐々に近づいてきたと思ったら、さらに後方から愛知が爆走して8.3キロ地点でトップを捉えると、そのまま初優勝のゴールテープを切りました。
9区に入った時点での京都との差は1分37秒。これを8キロちょっとでひっくり返してしまいました。ひょっとすると、大会史上最大の逆転劇ではないでしょうか。
京都は結局兵庫と群馬にも抜かれて4位まで順位を下げてしまいました。去年はトラック勝負に負けての1秒差の2位です。その雪辱を果たすためのレースだったのに、より悔しい負け方になってしまいました。このダメージはかなりのものだと思います。
宮城は終始20位台をうろうろして中継所以外では映らず見せ場なし でした(^^;) 結局26位フィニッシュです。
ただ1度優勝したのは阪神淡路大震災の前日でした。もう21年経ってしまいました・・・。