仙台育英が今大会２度目の東北対決を制して、ベスト４入りを決めました。
今日も２桁安打で中盤に得点を重ね、終始優位に試合を進めていました。
しかし、最後の最後に落とし穴が待っていました。
６－１とリードして迎えた９回裏２死、走者無しの状況から秋田商の粘りは驚異的でした。
堅かった守りにも綻びが出て２点を返されました。しかも球場全体が秋田商の味方につきました。
ここでうごめき始めた『甲子園の魔物』をねじ伏せたのが、ピッチャーの佐藤くんです。バランスを崩しながらも強烈なライナーをグラブに収めて試合を終わらせました。あの打球が抜けていたら、ひょっとしたらひょっとしたかもしれないです。
育英が準決勝にコマを進めるのは２６年ぶりです。宮城県勢としても１２年ぶりの快挙です。そのどちらも決勝に進んでいます。先人たちに続くことが出来るでしょうか。そして超えることが出来るでしょうか。
まず最初の関門は強打者揃いの早稲田実業です。
