宮城は過去最高順位を更新する2位でフィニッシュしました。
1区は10位台でしたが、徐々に順位を上げて、2位でアンカー村山兄に繋ぎました。
トップをいく埼玉を16秒差まで追い上げましたが、それまで。初の栄冠には届きませんでした。それでも県記録を更新しての準優勝は素晴らしいと思います。村山ツインズを軸にした、社会人なしの若いチームが誰一人として大崩れすること無く、着実に走りきった結果ですから。
優勝候補の一角に上げられ、箱根を沸かせた神野がアンカーを務めることで注目を浴びていた愛知は、1区のランナーが中継所の目の前で脱水症状で倒れてしまいました。それでも、後数メートルを這いつくばって進み、何とか襷を繋ごうとしました。その最後の最後のところで、襷を投げてしまいました。足は動かないけれど、襷は繋ぎたいという気持ちが起こしたギリギリの選択ではあったのでしょうが、これで失格となってしまいました。
他に福井も1区で途中棄権です。
20回目という節目のレースは切ない記録も作ることとなりました。