青山学院の強さが際立った復路でした。
青学がこれほどの強さをみせるとは、正直予想外です(^^;)
と同時に、駒澤や東洋といった優勝候補の有力校が2位3位になったとはいえ、思ったほど追い上げられなかったことも驚きました。
襷がリレーされる度に差は広がっていき、スタート時点で5分弱だった2位との差は、ゴールした時には10分以上に広がっていきました。
青山は5人全員が区間2位以上の安定した好走をみせ、往路の成績を加えて10時間50分を切るというとんでもない記録をたたき出しました。
参考になったとはいえ、これまでの記録をもっていたのが東洋です。全員が区間上位で走り、5区に強力な大砲がいるという形で出した記録は『今後10年は破られないだろう』なんていわれていたのに、3年で大きく更新されてしまいましたた。ただ、今回の青学も東洋と同じパターンでした。
シード権争いの最後の枠は、ずっと大東大と山梨学院で争っていたのに、10区も終盤になって8位にいた中央がアクシデントでブレーキを起こして19位まで下げてしまいました。結果、山梨も大東もシード獲得です。特に山梨はオムワンバ欠場に加えて1区で最下位スタートという大ピンチを、他の9人がこつこつとカバーして、シード圏内まで盛り返したのは素晴らしいです。